『兎のいる聖母』

 無邪気でぷりぷりしたイエスの愛くるしさったらこれ以上のものはない。宗教的な背景なしで見ても安心感というか幸福感を覚える。こういう素直な感情に色々と理屈を付けると単純なものが複雑になってややこしくなる。感じたままに感じるのが一番。盛期ルネサンス期に最も活躍したヴェネツィア派の巨匠ティツィアーノ・ヴェチェリオ(Tiziano Vecellio;Titian[1488-1576])の作品。

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