『蒲原』

安藤広重の代表作にして出世作の「東海道五十三次」の中でも傑作中の傑作とされるのが、この夜の雪の蒲原宿。墨の濃淡で作り出された雪明りの世界。蒲原といったら静岡であり非常に温暖な場所。雪が降るのも珍しいという。それに加えて広重が通ったのが夏だという。それでも虚構性ではなく旅情をそそるというのはさすが。

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