『アンテア』

パルミジャーノ画。美しすぎる。抱きしめたくなるような美しさであって冷たさは微塵もない。この絵を描いたパルミジャーノ(1503-1540)は初期マニエリスムの画家。その名の通りパルマで活躍した。同時期のパルマにはエミリア派の巨匠コレッジョがいた。後にローマのクレメンス7世に招聘され知的画風はミケランジェロやラファエロの影響を受け官能的なものとなった。ナポリのカポディモンテ国立美術館所蔵。

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