聖母受胎

ジャンバッティスタ・ティエポロ(1696-1770)の作品。ルネサンスの最後の華に相応しい、如何にも堂々とした聖母。神の子を身ごもったことを嬉しさで表現しているというよりは、光栄な出来事として全身で受け止めているということが分る。女性が愛する人の子を身ごもった時の気持ちというのは実はこの絵のような気持ちなのかもしれないと感じた。

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