奏者天使(3)

このハンス・メムリンク(Hans Memling;1430/35-94)の作品はサンタ・マリア・ラ・レアル教会の大オルガン装飾用のもの。だから、天使のそれぞれが楽器を持っている。この部分の天使が奏でているのは中世からバロック期にかけて用いられたリュートの類だろう。肩からぶら下げて、弾き語りをしているミュージシャンにも見えるというのはどうかな。

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