来迎寺の五輪塔
千葉市轟町にある千葉氏所縁の古刹来迎寺。来迎寺は一遍上人を開基として千葉貞胤が1276(建治2)年に建立。建立当初は現在地とは別の場所にあり、名も来光寺と称した。昭和20年の戦災で現在地へと移転を余儀なくされたが鎌倉時代の本尊、木造阿弥陀如来像は無事。さて、この五輪塔は千葉氏胤以下七名のもので追善供養として室町時代初期に建立されたと考えられている。
美と歴史 / Aesthetics & Architecture / KunsHistorisches Museum