熱田神宮
源義朝ゆかりの野間大坊を後にして、一旦、名古屋駅に戻って昼食を摂って、JRで源 頼朝ゆかりの熱田神宮へ。名鉄名古屋本線の神宮前駅のほうが近いのだけれど、知多半島へも名鉄で行ったので気分転換のためにJRにした次第。源頼朝は、1147(久安3)年に源義朝の三男として熱田大宮司の藤原季範の娘を母として生まれた。出生地は旗屋の誓願寺。今回(*2006年7月15日)は誓願寺へは足を伸ばさなかった。
藤原季範は藤原南家の出で代々熱田神宮大宮司職を務めていた尾張国造の子孫尾張員職の外孫として熱田神宮大宮司職を承継した。景行天皇の時代に、日本武尊が東征の帰路、尾張に立ち寄って尾張国造乎止与命(おとよのみこと)の娘宮簀媛命(みやすひめのみこと)と結ばれ、その際に草薙剣を残した。この草薙剣を熱田大神(あつたのおおかみ)として祀ったのが始まりとされる。