五条橋

今は名古屋城下に掛かっているが、元は清洲城下の五条川に掛かっていた。それを関が原の戦いの後に大阪城の豊臣秀頼に対する備えとして、徳川家康は1610(慶長15)年に清洲廃都と那古野への新城築城を決定、城下町そのものを移転させることとした。世に言う清洲越えが開始されたわけである。この清洲越えで橋も移転してきたのだから凄い。1938(昭和13)年に橋は木橋からコンクリート橋に架け替えられ、慶長七年の銘のある擬宝珠は名古屋城に移された。

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