栄鈷和尚が仏像を建てるのに資金不足で悩んでいる時、寺を訪れた旅の雲水が大豆三粒を寄進。「これを蒔いて実った大豆を分けて増やしていけば資金ができる」と和尚に教えた。これを実行に移して、10年後の1735(享保20)年に高さ3.6メートルの「大豆三粒の金仏」。