河合神社
下賀茂神社の第一摂社。
祭神は神武帝の母親の玉依姫命。玉依姫命は安産、育児、縁結びなどの守護神として知られている。
当日は京阪電鉄の出町柳駅から下賀茂神社を目指した。川を渡って直ぐに辿り着くはずだったけれども、足を踏み入れてしまったのは公園。何やら自転車が多く集められており、柵まである。おかしいなと思っていたら、そこは下賀茂社の糺の森ではなかった。
途中で同じく下賀茂社に結婚式に出るというご婦人と出くわす。そのご婦人も迷われた由。当方はそのまま、公園を北に抜けて東へ。ご婦人は逆の方向へと分かれた。
その後で、出会った人に聞くと少し東に行ったところが下賀茂社とのこと。
森に入ったところに鎮座していたのが河合神社。
この河合神社は既に「延喜式」に鴨河合坐小社宅神社とある古社。そもそも、鴨河合というのは、古来の地名とのこと。天安2(858)年に名神大社に列せられ、寛仁元(1017)年には神階正二位に、元暦2(1185)年には正一位に叙された。
社殿は延宝7年(1679)年の式年遷宮の際のものを修復したもの。
この河合神社は鴨長明の家が禰宜を務めていたことで知られる。