山形県
角館の戸沢政盛が最上家の改易の後に6万石で入り築いた城。明治維新まで11代の藩主が居を構えた。建物は残念ながら明治維新時に焼失。
ちなみに、この戸沢氏はもともとは岩手の雫石城を本拠地としていた。南北朝時代には北畠顕信が拠点とし雫石御所と呼ばれた場所だ。それが、足利方の圧迫を受けて北畠顕信とともに出羽へと落ち延びたのだ。
2010年8月訪問。