福島県>二本松
ここが本丸址。実は丹羽家の菩提寺である大隣寺に立ち寄ってから、先に本丸へと足を運んだ。この本丸は室町時代の奥州管領・畠山氏の時代に築城されたもの。
会津を領した蒲生氏、加藤氏の時代に石垣造りの本格的な城郭として整備された。
丹羽家初代二本松藩主・丹羽光重が入城に際して築造したというのが箕輪門。領内の箕輪村の山王寺山の御神木を用いたために箕輪門の名がある。本丸址も立派であったが、この箕輪門もまた素晴らしい。
期間 | 領主 | 区別 | 氏名 | |
1441-1586年7月 | 嘉吉年間-天正14 | 畠山氏 | 城主 | 満泰 (満盛) 持重 政国 村国 家泰 義氏 義国 義継 義綱 |
1586年7月-1590年8月 | 天正14-天正18 | 伊達政宗 | 城主 | 片倉景綱 伊達成実 |
城代 | 石母田景頼 大條宗綱 柴田宗義 | |||
1590年8月-1598年3月 | 天正18-慶長3 | 蒲生氏郷 | 城代 | 蒲生郷成 町野繁仍 町野幸和 |
1598年3月-1601年8月 | 慶長3-慶長6 | 上杉景勝 | 城代 | 秋山定綱 下條忠親 |
1601年8月-1627年1月 | 慶長6-寛永4 | 蒲生秀行 蒲生忠郷 | 城代 | 梅原弥左衛門 本山安政 本山安行 外池良重 門屋助右衛門 門屋但馬守 |
1627年1月-2月 | 寛永4 | 幕府領 | 在番 | 酒井右近太夫 太田原晴清 |
1627年2月-1641年3月 | 寛永4-寛永18 | 加藤嘉明 明成 | 城主 | 松下重綱 松下長綱 加藤明利 |
1641年3月-1643年5月 | 寛永18-寛永20 | 代官 | ||
1643年5月-8月 | 寛永20 | 幕府領 | 在番 | 相馬義胤 |
1643年8月- | 寛永20- | 丹羽 | 城主 | 歴代藩主 |