ワルシャワ歴史地区

ポーランド共和国の首都であるワルシャワ[Warszawa,Warsaw]はマゾフシェ地方に位置し市内をヴィスワ川[Wisła,Vistula]が貫いている.13世紀にピャスト家[Piast family]の一族で,マゾフシェ公国[Księstwo Mazowieckie]を統治するマゾフシェ公によって建設された.1526年にマゾフシェ・ピャスト家最後の当主であるヤヌシュ3世[Janusz III Mazowiecki,1502–1526/3/9or10]が亡くなるとマゾフシェ公国ヤギェウォ朝[Dynastia Jagiellonów,Jagiellonian dynasty]のポーランド王国に併合.

旧市街[Stare Miasto]を取り囲む形で城塞化され,15-16世紀には旧市街の北端にバルバカン[Barbakan]と呼ばれるバロック様式の砦が建てられた.

さらに,1596年にヴァーサ朝[House of Vasa]ポーランド王国の国王であるジグムント3世[Zygmunt III,1566/6/20-1632/4/30]がポーランド王国の首都をクラクフからワルシャワに遷都すると一層の発展を遂げた.

ワルシャワは残念ながら第2次世界大戦時のドイツ軍の侵攻により灰燼と化した.しかし,戦後に再建され輝かしい姿を再び取り戻すに至っている.


世界遺産





















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