ハプスブルク帝国

オーストリア系ハプスブルク[ハプスブルク=ロートリンゲン]家によって統治された同君連合[Habsburgisches Reich].神聖ローマ帝国の内外の領邦を含む.

1526年,ハンガリー王ラヨシュ2世[Lajos II,1506-1526]がオスマン帝国皇帝スレイマン1世[Kanuni Sultan Süleyman I;1494-1566]との墺土戦争のモハーチの戦い[Mohácsi csata]で討死.神聖ローマ帝国皇帝カール5世の弟・オーストリア大公フェルディナント[Ferdinand;1503-1564]が王領ハンガリー・ボヘミア王冠領を承継.オーストリア大公に加えてハンガリー王・ボヘミア王となったことでハプスブルク帝国が成立.

1806年にナポレオンによるライン同盟結成によって神聖ローマ帝国が崩壊した後のオーストリア帝国,1866年の普墺戦争敗北後のオーストリア=ハンガリー二重帝国もハプスブルク帝国に含まれる.

第一次世界大戦の敗北よって1918年に皇帝カール2世が退位しハプスブルク帝国は終焉.

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