カシミール地方は,北部がパキスタンの実効支配地域[Pakistan-administered Kashmir],南部がインドの実効支配地域[Jammu Kashmir],中国が実効支配するアクサイチン[Aksai Chin]に分かれている.
インドの実効支配地域には,イスラム教徒が多数派を占めるカシミール,ヒンドゥー教徒が多数派を占めるジャンム,チベット文化の影響力が強いラダックが含まれる.カシミールとジャンムーはジャンムー・カシミール連邦直轄領[Jammu and Kashmir],ラダックはラダック連邦直轄領[Ladakh]となっている.
インドが実効支配するカシミール地方および中国が実効支配するアクサイチン[Aksai Chin,阿克賽欽]は,19世紀まではジャンムー・カシュミール藩王国[Princely state of Jammu and Kashmir;1846-1947]であった.
ジャンムー・カシュミール藩王国旗
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