東京都江東区の地名.
かつて,北十間川は海岸線であり,その南には砂州が広がっていた.その砂州に切り開かれたのが亀津[亀戸].
高貝洲には大永7[1527]年創建の浅間神社が鎮座している.この浅間神社は,日本武尊が東国遠征で東京湾を渡る際に海が荒れ,海を鎮めるために妃の弟橘媛が海に身を投じた.弟橘媛の笄[Kougai]が流れ着いた場所に住民が笄塚を築いて弟橘媛の冥福を祈ったと伝わる.浅間神社は笄塚の上に創建され,地域一帯を高貝洲と呼ぶようになったという.
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