東京都青梅市成木にある城.永禄年間[1558-1570]に三田綱秀[1491-1563]が築城したと伝わる.三田綱秀は山内上杉氏に従っていたが,永禄2[1559]年には後北条氏の傘下に入った.
しかし,永禄3[1560]年に上杉謙信が関東に侵攻すると再び上杉氏に従う.そして,その後は一貫して上杉方として後北条氏に対抗する.そのために,後北条氏からの攻撃を受け,居城を勝沼城から辛垣城に移した.しかし,北条氏照による猛攻により永禄6[1563]年には落城.三田綱秀は岩槻城主・太田資正の元へと亡命.亡命先で自刃.
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