宮城県大崎市三本木新沼南野土にある城.天正16[1588]年に大崎家の内紛に介入して侵攻した 浜田景隆・留守政景率いる伊達軍が大崎義隆に撃退されて籠城した城.大崎家臣・遠藤掃部の居館である東要害と,大崎家臣・上野甲斐の居館である西要害がなっていたとされる.東要害と西要害の間は約500メートル離れていた.
浜田景隆・留守政景ら伊達軍は決して大きいとは言えない新沼城に大崎軍によって封じ込められる形となる.
進退窮まった伊達軍は長江景勝・泉田重光を人質とすることで撤退を認められた.
長江景勝・泉田重光は蟻ヶ袋城へと移された.
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