長野県長野市三才にある地名.『延喜式』に記載のある多古駅があった場所とされる.
東山道は麻績[Omi],曰理[Watari;上田市常盤城3-12;唐臼遺跡]から多古に至り,沼辺から越後に入り国府で北陸道に合流していた.
田子川の北,北しなの鉄道沿い西側の台地には三才田子遺跡がある.1967年から68年にかけての発掘調査では奈良時代から平安時代のものと考えられる掘立柱建物二棟が見つかっている.また,弥生時代からの土器も見た受かっており,この地が古くから人の営みがあった場所であることが分かる.
©OpenStreetMap,N.T.
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