金箱[長野]

長野市の地名.浅川沿いの地であり,上町[Kanmachi]・栗田町を含む長沼大町と東で接し,稲積と西で接する.

中世には若月庄[若槻荘]に属し狩箱とも呼ばれた.若月庄[若槻荘]は信濃国水内郡の荘園.ここは清和源氏義隆流の源頼隆[1159-]が地頭となった地.源頼隆の曾孫で北白川蔵人を務めた若槻五郎頼仲は若槻氏の祖となった.また,押田氏,多古氏も源頼隆を祖としたという.

金箱内の上流という地には金箱村の産土神である建御名方命を祀る金箱神社が鎮座.金箱神社は天正年間[1573-1592]の勧請.

1889[明治22]年4月1日に,金箱村は上駒沢村・下駒沢村・三才村と合併し古里村に.1954[昭和29]年4月1日に古里村は長野市に編入.

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©OpenStreetMap,N.T.


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