現在の宮崎県宮崎市中心部の地名.江戸時代は日向国延岡藩の領地.
1873[明治6]年1月15日,宮崎県が発足すると宮崎郡北方村に県庁を置くことが布告され,県庁舎建設までの仮庁舎として宮崎郡上別府村上ノ町戸長役場が用いられた.その後,北方村では交通が不便との理由で上別府村が県庁舎建設地となるに及ぶ.仮庁舎は現在の橘通の上に位置し,小戸神社の北に隣接.仮庁舎も小戸神社も小山の上にあったという.この時点で,橘通も旭通もなく,県庁予定地[現県庁]も2メートルほどの小山であった.
1889[明治22]年5月1日,上別府村,上野町,川原町,江平町,北那珂郡松山町,瀬頭町が合併し宮崎町に.1924[大正13]年4月1日,宮崎町,大淀町,大宮村が合併して宮崎市となった.
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