様相論理(Modal Logic)
必然・偶然、可能・不可能といった古典論理では扱われなかった真理様相(alethic modality)の概念を取り入れた論理体系を様相論理という。
Clarence Irving Lewis(April 12, 1883 - February 3, 1964)
様相を表す記号としては以下がある。
- $\Diamond A$:Aは可能である
- $\neg\Diamond A$:Aは不可能である
- $\Box A$:Aは必然である
- $\neg\Box A$:Aは偶然である
なお、$\Diamond$は可能性演算子、$\Box$は必然性演算子という。
様相論理は、C・I・ルイスが1918年の著書 A Survey of Symbolic Logic のなかで S1 - S5 の公理系を導入した事に始まる。
Clarence Irving Lewis(April 12, 1883 - February 3, 1964)