[実行行為]
■行為論
刑法上の行為とは何か?
■不作為犯
+■不作為犯の行為性
@不作為の行為性 ※不作為=一定の期待された行為をしないこと
A不作為の因果関係 ※実行行為性の判断→因果関係の判断
+■不真正不作為犯
@罪刑法定主義との関係
A不真正不作為犯の成立要件
@作為義務 ※存否は実質的に判断→いかなる場合に作為義務を認めるか [A]先行行為・[B]結果支配・[C]事実上の引受
A作為の可能性・容易性
B作為との同価値性
B積極的利用意思の要否
C作為義務に関する錯誤
■間接正犯
+■正犯性の根拠
道具理論、行為支配説など
※利用者が自ら実行行為を行ったと言えるかどうか=規範的判断
+■成立範囲
@責任無能力者の利用 ※制限従属説でも間接正犯が成立する場合もある。
A故意のない者の行為の利用 過失行為の利用
B目的のない者の故意行為の利用
C身分のない者の故意行為の利用
D故意ある幇助行為の利用
+■間接正犯における着手時期
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