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ミニマックス原理次のような利得行列で表現出来るゲームを考える。
プレイヤー1が最大化プレイヤーであり、プレイヤー2が最小化プレイヤーである。 ここで、プレイヤー1が ![]()
となる戦略
となる。
となる。
となる戦略
を考える。この値をプレイヤー1の戦略
この
定義 (ミニマックス原理)
ゲーム理論における合理的選択の基準の1つ。戦略を決定するに当たって、相手側の戦略(行動)で結果が最大利得となる場合同士を比較して、その中で自身の損失を最小化する行動を選択するという行動基準のこと。
定理 (ミニマックス定理)
ゼロサム2人ゲームで両プレーヤーが自身の利得を最大化あるいは損失を最小化するよう、すなわち、「最悪の選択肢のうちで、最善の対応を選ぶ」ように、それぞれマクシミン原理とミニマックス原理に沿って行動したとき、そのゲームが鞍点を持つならば純粋戦略で均衡点を見出すことができる。鞍点が存在しない場合も混合戦略の組み合わせと確率をミニマックスで考えると、両プレーヤーにとっての最適戦略(妥協点)が見つかる。 ジョン・フォン・ノイマン(John von Neumann)が1926年にゲッチンゲン数学協会で行った講演で最初に示された。その内容は1928年の論文『Zur Theorie der Gesellschftsspiele』(室内ゲームの論理)に公表された。
定義 (ゼロサムゲーム)
各プレーヤーの利得(正負の支払い)の総和がゼロになるゲームのこと。一部プレーヤーの受け取りが、そのまま残りのプレーヤーの支払いとなる。 ゼロサムゲームにおいては、ミニマックス解(同じことだが、マックスミニ解)がナッシュ均衡となる。
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