『エラスムス像』

エラスムスはオランダの人文主義者(1466頃-1536)。当時の教会や聖職者の生活を風刺した『愚神礼讃』の作者であり、宗教改革運動の先駆者。この絵からは物静かな隠棲者としか見えないがエラの張ったところに意思の強さが、刻まれた皺に内なる苦悩の跡を知ることが出来る気がする。デューラーの作品。

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