西川裕信

江戸の菱川師宣(1631-1694)に対して上方の西川裕信(1671-1750)と言われた浮世絵師。京都で活躍したとあって歴史の重みに裏打ちされた品格が漂う。ただ、西川裕信が活躍したのは元禄・宝永から享保の時代であり鳥居清信、宮川長春と同時代の人。裕信は京狩野派の狩野永納と土佐光祐に学び、美人画様式を確立。六大浮世絵師の一人として数えられる鈴木春信は門下。

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