奏者天使(5)

ハンス・メムリンク(Hans Memling;1430/35-94)の活躍した時代は北方ルネサンス時代の後半に当たる。サンタ・マリア・ラ・レアル教会の大オルガンを装飾した作品は三連作となっていて、新約聖書の黙示録の「栄光の王」か「見よ、その方が雲にのって現れる」に題材を取ったと考えられる。オーボエを吹いている表情からは楽しげな雰囲気が良く伝わってくる。

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