醒ヶ井通りにある神社。1157(保元2)年に後白河法皇が和歌の神を京へ勧請するように藤原俊成に命じた。俊成は摂津の住吉神社を五条室町の地に勧請し新住吉神社と名付けて応えた。しかし、室町時代に応仁の乱で灰燼に帰した。1566(永禄11)年に正親町天皇が醒ヶ井通りへと遷座の上造営。現在の社殿は1899(明治32)年に冷泉為紀伯爵の呼びかけで建立されたもの。