吉野の金峯山寺の門前にある後醍醐天皇ゆかりの稲荷。夜中に京の花山院を脱出した後醍醐天皇は紅い雲に導かれて、1333(延元元)年12月28日に吉野山の行宮(仮御所)に入った。その紅い雲(=稲荷)を祀った社。