明通寺(小浜)

真言宗御室派の寺院。
平城帝の代、大同元(806)年に征夷大将軍坂上田村麻呂が創建。
次第に伽藍を備えるも3回の火災に遭い当初の諸堂伽藍は残念ながら失われたとのこと。
しかし、単層入母屋造檜皮葺の本堂は鎌倉時代、後深草帝の正嘉2(1258)年の建立。
総高22.12メートルの聳え立つ三重塔も同じく鎌倉時代、亀山帝の文永7(1270)年の建立と歴史がある。
その他にも木造薬師如来坐像(藤原時代)、木造深沙大将立像(藤原時代)、木造不動明王立像(藤原時代)、木造降三世明王立像(藤原時代)という重要文化財に出会うことが出来る。





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