滋賀郡
現在の大津市にほぼ相当する。大津市は1898(明治31)年10月1日に市制を施行。1932(昭和7)年5月10日には滋賀町を編入。1933(昭和8)年4月1日には、石山寺のあり東レ発祥の地としても知られる石山町と本多家膳所藩7万石の城下町膳所町を編入。1951(昭和26)年4月1日には、温泉で有名な雄琴町、延暦寺の門前町坂本町、織田信長に叛旗を翻した明智光秀の居城坂本城のあった下坂本町を編入。大津は、その他に、その名の通り赤穂浪士の大石内蔵助ゆかりの大石、田上などからなる。琵琶湖に浮かぶ浮身堂のあるのは堅田町。この町は1955(昭和30)年4月1日に堅田町、伊香立村、仰木村、真野村、葛川村が合併して誕生した。堅田は、1967年(昭和42)4月1日に大津市に編入された。小野妹子など小野一族の故地である志賀町は1955年10月に和邇村、木戸村、小松村が合併して誕生したが、2006年3月20日に大津市に編入された。