東本願寺金沢別院


さすが、北陸は金沢。一向衆の共和国が現実であったころを想起させるかのような存在感が金沢別院にはある。
残念ながら、建物は新しい。しかし、ここを信仰する人々の信仰心は建物の新しさとは関係ない。
商店街に面した側の山門は、新しい建物の中で一際存在感を示している。
この別院の前は駅前から近江町市場へと通じる大きな通りに面している。
金沢では駅前のホテルに泊まった。最初こそ、道が分からないのでバスを利用したが、駅前から近江町市場、武蔵ヶ辻まではそれほどの距離ではない。そこで、バスではなく徒歩で何度も往復した。そばに交番があり、その交番の前にある地下道への入り口から地下道に潜って道路を横断し武蔵ヵ辻に至る。
そうしたいわば金沢の中心部への入り口にあって人々を見守っている、一際大きな本堂にそう感じた。

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