鎌倉時代の1294(永仁2)年に祇園八坂神社から勧請、創建された。この経緯から、「北天王」つまり「北の祇園」と称され、都の東北隅「表鬼門」を守護する。皇居守護神12社中の一つにもなっている古社。素戔嗚尊(スサノオノミコト)を祀る。この素戔嗚尊が、出雲において稲田姫と大恋愛の末に結婚したことから「縁結びの神」としても知られている。さらに、この神社は宮本武蔵が「下り松」での決闘前に参拝した神社でもある。