白峯神社

上京区今出川通り堀川東入る飛鳥井町にある蹴鞠の神社。サッカーの神様として知られる。この神社は保元の乱で讃岐へと流され無念の死を遂げた崇徳天皇を祀る。また、奈良時代に孝謙天皇から譲位され即位したものの孝謙天皇が道鏡と親しくなると、後見役だった藤原仲麻呂(恵美押勝)との間に挟まれる形となり、藤原仲麻呂(恵美押勝)が764年に叛乱を起こすと担ぎ出されそうになるが行動をともにしなかったものの、叛乱の鎮圧後に叛乱への関与を疑われて廃されて淡路に流された淡路廃帝こと淳仁天皇(733-765)をも祀る。

神社の歴史は新しく、崇徳天皇の御霊は1868(明治元)年に、淳仁天皇の御霊は1873(明治6)年に勧請された。

この神社がサッカーの神様と言われるゆえんは、この神社の地が蹴鞠と和歌の宗家として知られていた飛鳥井家の邸宅跡であり、飛鳥井家に祀られていた「まり精大明神」をも祀っていることから。


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