寺嶋

清和源氏流義家系の今川治部大輔義忠の次男である今川義幹が駿河国寺嶋村を本拠としたことで寺嶋を名乗ったことに始まる。家紋は井桁。


土屋

桓武平氏流良文系。古くから甲斐国に土着。


土屋

清和源氏流足利氏支族の一色兵部少輔範貞の七代の孫にあたる一色昌恒が称したことに始まる。一色昌恒は武田信玄に仕官したが、土屋はその家老の苗字。家紋は九曜。


千村

清和源氏の流れを汲む木曽義仲の血を受け継ぐ木曽讃岐守家村の六男下総守家重が上野国千村郷に居を定め千村を称したことに始まる。家紋は鳩酸漿。


鹽田

鎌倉幕府第三代の執権北条泰時の弟、北條(極楽寺)重時が信濃国鹽田に築城。その子であり鎌倉幕府連署の義政が建治3(1277)年に鹽田に居を移し鹽田を称したことに始まる。その後、3代に渡って鹽田を統治した。鎌倉幕府滅亡時に他の北條一門とともに鎌倉は東勝寺にて国時、俊時とともに自決。これにより鹽田氏は歴史の表舞台から姿を消す。